キャッシングアカデミー

カードを使ってキャッシングをしたい人が知るべき審査のこと

Cache_07_p0142

クレジットカードで「キャッシングを利用したい」と思っても、どうしたら借り入れができるようになるのか分からないという人も多いのではないでしょうか。クレジットカードでキャッシングを利用するには、カード会社による審査に通る必要があります。そこで、クレジットカードなどでキャッシングをするために必要な「審査」について専門家に聞いてみました。

「3つ」の金融機関、キャッシングの違いは?

キャッシングは、「銀行系」「信販系」「消費者金融系」の3つの金融機関に分けることができます。金融機関ごとに審査基準の傾向が異なっているため、まずはこれらの違いについて説明をしましょう。

【銀行系の特徴】金利が低い分、審査が厳しい

メガバンクや都市銀行などが提供しているキャッシングサービスを「銀行カードローン」と呼びます。この銀行カードローンもキャッシングの1つで、信販系や費者金融系に比べて金利が比較的低く設定してあり、総量規制がないことが特徴となっています。

銀行系は、融資の条件が優れている分「審査が厳しい」という一面もあります。勤続年数が長く、安定的に収入が得られている人でないと審査に通りにくいのです。

ただし、専業主婦などのように本人に収入がなくても、配偶者に収入がある場合は審査に通る可能性はあります。

【信販系の特徴】銀行系と消費者金融系の中間のサービス

クレジットカードサービスを提供する信販系では、本来の「ショッピング機能」に加えて「キャッシング機能」が加わったサービスを提供しています。また、会社によってはカードローンサービスも行っています。

信販系は、銀行系よりも審査に通りやすく、消費者金融よりも金利が低いことが特徴です。信販系はカード会社が提供していることから、知名度が高く、安心して保有できるイメージもあります。

クレジットカードの多くは18歳から持つことができるため、学生やフリーターでも申し込みができるのが、うれしいポイントと言えるでしょう。ただし、信販系は総量規制の対象になるため、年収の3分の1を超える借り入れはできません。この点に気をつけて借入額を算出するようにしましょう。

【消費者金融系の特徴】審査に通りやすい分、金利が高い

消費者金融系もカードローンを扱っています。また、消費者金融のサービスの1つに「レディースキャッシング」と呼ばれるものがあり、女性が消費者金融を受けやすくするために提供され始めたサービスです。審査基準は通常のキャッシングと同じものとなっています。

消費者金融系のカードローンは「最短30分審査」など、利便性の高さに強みを持っています。ほかにも、無人契約機やWebなどで申し込みできるといったカンタンさも備えているのが特徴です。銀行系や信販系に比べて、審査時間がかなり短いことが、消費者金融系の最大の特徴と言えるでしょう。

しかし、審査がスピーディである一方、金利が高かったり、あまりいいイメージがなかったりするのも事実と言えます。また、総量規制もあるため、年収の3分の1を超えるお金の借り入れができないのが難点となっています。

【金融機関別のキャッシングのまとめ】

審査 金利 イメージ 利便性
銀行系 比較的に厳しい 低い 良い 普通
信販系 期間がかかる 中間 良い 普通
消費者金融系 即日対応で比較的に優しい 高い あまり良くない 良い

キャッシングの審査の基本となる「7つ」の項目

クレジットカードにキャッシング枠をつける場合でも、カード会社が行う審査に通る必要があります。ここでは、キャッシングの審査の特徴を詳しく説明していきます。

(1)ショッピング機能の審査に比べると「通りにくい」

クレジットカードに「キャッシング機能」をつける場合、通常のクレジットカードの審査に比べて通りにくくなっています。これは、クレジットカードの本来の役割が「ショッピング機能」にあるためです。

「ショッピング機能」を目的とするクレジットカードは、安定的な収入がある人を対象としてキャッシング枠を設定しています。そのため、通常の「ショッピング機能」の審査に比べて、「キャッシング枠」のほうが通りにくくなっているのです。

また、クレジットカードのキャッシング枠は、年収の3分の1までしか貸し出しができない「総量規制」の対象となり、審査に通らないこともあるので注意をしましょう。

(2)重視される審査項目は「安定的な収入」

キャッシング枠の設定をするための審査で、最も重視される項目は「安定的な収入があるかどうか」という点です。安定的な収入の源泉となる「勤務先の信頼度」も重視されます。これら2つが重視される理由は、キャッシングで貸し出したお金を返済してもらうために必要な財源になるからです。

ただし、こうした安定的な収入があれば審査に必ず通るわけではありません。なぜなら、審査項目は収入だけでなく、勤務先や勤務形態、家族構成や居住形態などを総合的に判断するからです。そして、これらの条件を踏まえたうえで、金融機関の担当者が「貸し出しをしても大丈夫」と判断した人にのみ融資を行います。

(3)審査に要する期間は「1週間程度」

クレジットカードによっては、すでにキャッシング枠が設けられているものもあるでしょう。しかし、一般的にはキャッシング枠の申し込みをしてから、審査結果の通知を受けるまでに「1週間程度」の期間を要します。

審査に1週間もの期間を必要とする理由は、信用情報機関へ問い合わせや借入希望額の妥当性、返済能力の信ぴょう性を確認するためです。丁寧な審査をするため、1週間の期間がかかってしまうのです。

借入方法としては「カードローン」もあり、こちらは即日融資にも対応しています。そのため、資金調達を急ぐのであれば「カードローン」を検討するのもいいでしょう。

(4)審査の申し込みは「書類の記入が必要」

キャッシング枠の審査が面倒という理由で、「電話」だけで完結させたい人もいるでしょう。しかし、残念ながらキャッシングの審査は、基本的に申込書の記入が必須になっています。そのため、審査を電話だけで終わらせることは難しいです

ただし、クレジットカードの多くが、インターネット上から申し込みできるようになっています。インターネットであれば、会員ページから簡単に申し込みを済ませられるため、手短に終わらせたい人はこちらを使うといいでしょう

(5)審査の在籍確認は「状況によって変わる」

キャッシング枠の審査では、提出された勤務先に勤めているかを電話で確認する「在籍確認」が行われます。この在籍確認は、基本的に審査段階で全ての申込者にたいして行われます。ただし、状況によっては例外が適用されるケースもあります。

その例外とは、「明らかに勤めていることが分かる場合」です。クレジットカードの申し込むときと変更点がないケースなどが、これに該当します。また、クレジットカードの利用履歴によって、在籍確認をしない場合があります。カード会社が信用をしている人であれば、在籍確認をされないケースもあるようです。

(6)利用限度額は「10万円~90万円程度」

提出された申込内容をもとに、審査を経てキャッシング枠の利用限度額を決定します。この利用限度額は人によって異なりますが、「10万円~90万円程度>」が相場です。そのため、高額での借り入れを希望していても、希望額に満たないケースもあるでしょう。

こうした利用限度額は、申込内容を点数化した「属性スコアリング」や「総量規制の範囲」などによって決定されます。これらによって「返済能力が高いと判断された人ほど、初回に借り入る際の限度額も高くなる傾向にあります

(7)増枠の場合は「再審査が必要」

すでにクレジットカードにキャッシング枠が設定されている人が増枠をする場合には、「再審査」が必要となります。この増枠の審査も、新規での申し込みと同様で「返済能力」を判断するものです。さらに、今までの返済に遅延などがないかなどの「利用実績」も判断されます。

クレジットカード会社の担当者から増枠のセールスを受けた人は、増枠の審査に通りやすいです。なぜなら、セールスを受けた人は、すでに金融機関側で選別を受けて、増枠してもいいと判断されているからです。反対に、セールスを受けていない人は、審査に通りにくい傾向にあるため、増枠を申し込むときには注意しましょう。

審査に通りやすい金融機関の特徴を「3つ」紹介

金融機関によっては、審査に通りやすい、通りにくいといった特徴があります。そこで、ここではどういうところが通りやすいのかについて説明します。次に挙げるような特徴を持つ金融機関で申し込みをすれば、「キャッシング枠」を利用できるようになるかもしれません。

(1)経営状態が優れている

キャッシング枠が設定できるかどうかは、借入先の経営状態によっても左右されます。例えば、経営状態が良い場合は、返済能力が低い人、つまりリスクが高い人にも積極的に貸し出しをします。

一方、経営状態が悪い場合は、返済能力が高くリスクが低い人にのみ貸し出しをします。そのため、キャッシング枠を設定したいのであれば、経営状態が良い金融機関を選ぶようにするといいでしょう。

(2)店頭での申し込みができる

キャッシング枠の申し込みは、「店頭」「インターネット」「郵送」などで行えます。これらの申込手段による審査内容に違いはありません。しかし、申込手段によっては「審査の通りやすさ」に影響を与えます。そして、これらの手段のなかでも審査に通りやすいのは「店頭」での申し込みです。

店頭での申し込みが通りやすい理由は、まず「担当者が丁寧に審査を行ってくれる」可能性が高いからです。さらに、対面で対応しているため「どうにかして審査に通してあげたい」という思いが働きます。その結果、「店頭」での申し込みが、キャッシング枠の審査に通りやすいというわけです。

(3)審査基準が自分に合っている

審査基準は、金融機関によって異なります。あるところは「勤務先」を重視し、あるところでは「勤続年数」を重視するかもしれません。そのため、これらの審査基準と申し込む人の属性がマッチすれば、審査に通りやすくなる可能性が高いです。

しかし、金融機関では審査基準をほとんど明らかにしていません。ただし、ほぼ全ての金融機関では「年収」を重視するため、年収が高い人ほど審査に通りやすくなると言えるでしょう。

また、こうした審査基準は経営状態や資金調達の状況によっても変わる可能性があります。そのため、以前は通りやすくても、現在は通りにくいということもあるので注意が必要です。

POINT
・キャッシングには銀行系と信販系、消費者金融系の3つがある
・銀行系のキャッシングは金利が低く、消費者金融系は審査が優しい
・クレジットカードにキャッシング枠をつける場合、通常よりも審査が厳しい
・金融機関の経営状態によって、審査の通りやすさに差が出る

希望条件でキャッシングを選ぶ

審査に不安だけど借りるのに
おすすめの消費者金融・銀行