キャッシングアカデミー

キャッシング初心者向け・金融機関別のカードローンを徹底比較

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一口に「カードローン」と言っても、その違いについてはよく分からない人も多いのではないでしょうか。消費者金融でも銀行でも、カードローンの仕組みは基本的に同じものとなっています。 そこで今回は、「カードローン」と「キャッシング」の違いと、各業界が提供する「カードローン」の細かな違いについて、専門家に聞いてみました。

カードローンとキャッシング、一体何が違う?

金融機関のなかには、「カードローン」と「キャッシング」の両方のサービスを提供しているところもあります。これらは基本的に同じサービスですが、その返済方法に違いがあります。ここでは、カードローンとキャッシングの違いを説明します。

【カードローンとキャッシングの違い】

カードローン キャッシング
金融機関 銀行や消費者金融 クレジットカード会社
融資額 大口融資に対応 小口融資が多い
返済方式 分割返済が多い 一括返済が多い
審査時間 早い(最短30分程度) 遅い(1週間程度)

カードローン〜「分割返済」できる資金調達方法〜

主として銀行や消費者金融が提供する「カードローン」は、分割返済(リボルビング払い)に対応した資金調達方法です。カードローンは、現金を融資することが目的のサービスであるため、即日審査に対応しているなど、融資までのスピード面で優れています

また、「最大、数十万円から数百万円まで」の大口融資に対応していることから、大きな資金が必要なときにも便利です。そのほか、融資が目的になっていることから、金融機関が提供する専用ATM以外にも、提携ATMやコンビニATMで使えるなど、利便性の高さも魅力です。

ただし、カードローンは金利が高い傾向にあります。そのため、元本に対しての返済総額が大きくなりがちです。

キャッシング〜「一括返済」をする資金調達方法〜

主として、クレジットカードの付帯サービスとして提供されることの多い「キャッシング」は、小口融資に向いている、一括返済に対応した資金調達方法です。そもそもクレジットカードは、ショッピングをサポートすることが目的になっているため、大口融資には対応していないものが多いです。

また、審査にかかる期間も長くなっています。これは、信用情報機関に問い合わせをするなどして、申し込みをする人の返済能力について丁寧(慎重)に審査をするからです。そのため、即日で借り入れようとする人には向いていないと言えるでしょう

ただし、キャッシングはカードローンに比べて金利が低い傾向にあります。そのため、返済総額は少なくて済むのはうれしい点です。また、クレジットカードのキャッシング枠であれば、消費者金融のものと比べるといいイメージがあります。

ちなみに、デビットカードやキャッシュカードにはキャッシング枠をつけることはできません。これは、デビットカードは預金残高をショッピングに使うだけのカードで、キャッシュカードは預金を引き出すことを目的とするカードだからです。

金融機関別のカードローンを、6つのポイントから比較

銀行や信販会社、消費者金融などでは「カードローン」のサービスを提供しています。これらは仕組みこそ同じものの、サービスの内容には違いがあります。ここでは、これらの違いについて、6つの観点から見比べてみましょう。

【金融機関ごとのカードローンの特徴】

カードローン キャッシング
金融機関 銀行や消費者金融 クレジットカード会社
融資額 大口融資に対応 小口融資が多い
返済方式 分割返済が多い 一括返済が多い
審査時間 早い(最短30分程度) 遅い(1週間程度)

(1)「審査の早さ」で優れているのは消費者金融

即日融資に対応している、審査が簡単なカードローンを選ぶのであれば、「消費者金融」がオススメです。こちらであれば「最短30分」でできるうえに、必要書類が少なくて審査が簡単になっています

消費者金融の審査スピードが早い理由は、そもそもとして「即日融資」を目的としているからです。また、即日融資のためのシステムが構築されていることも、審査が早い理由です。

一方、銀行や信販会社の場合は、基本的にはカードローンをローンとして位置づけています。その結果、審査に時間がかかるのです。もちろん、銀行や信販会社のなかには即日融資に対応しているところもありますが、審査の早さを重視するのなら、消費者金融のほうがオススメです。

ただし、即日融資をしてもらうためには「申込時間」が重要です。例えば、閉店ギリギリに申し込みをした場合は、審査は翌日になることもあります。また、必要書類が提出できないことや、勤務先の在籍確認が取れないことが理由で、申込時間が早いにもかかわらず即日で借りられないケースもあるので注意が必要です。

(2)「金利」で優れているのは銀行と信販会社

借入額に対して発生する「金利」で優れているのは、銀行や信販会社です。特に、銀行のカードローンは最大でも15%前後と、消費者金融の18%前後よりもかなり低く設定されています。

この金利差は、一見すると「たった3%の違い」と思われるかもしれません。しかし、最終的な返済総額への影響は大きく、数万円から数十万円も違うことがあるのです。そのため、なるべく返済総額を少なくするのであれば、銀行のカードローンを利用するほうがおすすめです。

また、一部の銀行や信販会社のカードローンでは、「最大金利が10%未満」で申し込めることもあります。このような低金利を実現できる理由は、審査を厳しくし、より安全で返済能力がある人にだけ貸し出しをしているからです。そのため、審査時間にこだわらないのであれば、より金利の低い銀行や信販会社を選ぶようにするといいでしょう。

ただし、消費者金融の一部では「無利息キャンペーン」を提供している金融機関もあります。そのため、短期間の借り入れであれば、こうしたキャンペーンを適用したほうが、返済総額が安くなる可能性もあります。

(3)「ネームバリュー」で優れているのは銀行と信販会社

「ネームバリュー」で優れているのは、銀行と信販会社です。かつてはカードローン自体に悪いイメージを持つ人も多くいましたが、それは消費者金融がグレーゾーン金利で貸し出しをしていたというのが大きな理由でしょう。

しかし、近年ではメガバンクをはじめとする銀行や信販会社が、カードローンを提供するようになっています。こうした金融機関は消費者金融よりもメジャーで、融資への安心感があるのです

(4)「申込方法」で優れているのは消費者金融

「申込方法」で優れているのは、消費者金融です。なぜなら、「インターネット」や「店舗窓口」など、申込方法が豊富だからです。特に「無人契約機」からの申し込みは土・日でも可能で、その日に審査を受けられる場合もあります。

最近はメガバンクを中心として、無人契約機を設置する金融機関も増えてきました。そのため、銀行のカードローンも申込方法という点では利便性が高くなっているものの、設置されている数がまだ少ないというデメリットがあります。

(5)「借入手段」で優れているのは銀行

「借入手段」で優れているのは銀行でしょう。借入手段としては指定口座への振り込みやATMの利用があります。これらは基本的にどの金融機関でも利用することができるため、あまり大差はないように思われます。

しかし、銀行のカードローンでは、ATMの利用手数料が「無料」のところが多いというメリットがあります。一方、消費者金融では多くの提携ATMで利用手数料が発生します。

なお、金融機関によっては一定期間手数料が無料になるキャンペーンやサービスを行っている場合もあります。

(6)「適用される法律」で優れているのは銀行

金融機関のサービスは、様々な法律によって制限を受けるようになっています。特にカードローンでは、年収の3分の1までしか借り入れができない「総量規制」と呼ばれるルールが適用されます。これは、貸金業法改正のときに定められたもので、貸し過ぎによる借主の多重債務などを防止するためのルールです。そして、消費者金融や信販会社はこのルールのもとで貸し出しを行わなければなりません。

一方、銀行は「銀行法」によって融資のルールが定められているため、銀行は総量規制に縛られずに融資を行うことができます。その結果、適用される法律面で優位に立つのは銀行となっています。

ただし、総量規制の対象外だからといって、銀行がいくらでも融資してくれるわけではありません。あくまでも、返済能力を加味して融資額が決定されることを認識しておきましょう。

POINT
・カードローンは大口融資に対応した、分割返済をする資金調達方法
・キャッシングは小口融資に対応した、一括返済を基本とする資金調達方法
・審査の早さなら消費者金融、金利なら銀行や信販会社が優れている
・消費者金融や信販会社は総量規制、銀行は銀行法の対象となる

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