キャッシングアカデミー

キャッシングの「おまとめプラン」や「借り換えプラン」

Dollarphotoclub_61856712

キャッシングを複数回繰り返していると、返済負担が重く、苦しくなります。また、返済期日や返済資金の準備にも気を使ってしまいます。貸付利率の高い小口のキャッシングで複数社から借りていると、利息負担も無視できません。このように、複数社からの借入れで重くなった返済負担を軽減できるのが、借入金のおまとめプランや借り換えプランです。プランの仕組みと利用上の注意点について紹介します。

「貸金業者」が取り扱うおまとめプラン

貸金業者が取り扱うのは、複数のキャッシングやローンを貸金業者から借り入れているか、総量規制の上限(年収の3分の1)を超える借入れがある人向けのおまとめローンです。

【主な貸金業者のおまとめローン】

事業者名 名称 貸付金額 返済期間
(返済回数)
貸付利率
(実質年率)
借り換えの対象
SMBCコンシューマーファイナンス株式会社(愛称:プロミス) おまとめローン 300万円まで 最終借入後、最長10年(1回~120回) 6.3%~17.8% 消費者金融・クレジットカードなどにおけるキャッシング(無担保ローン)。
アコム株式会社 借換え専用ローン 1万円~800万円 借入日から最長13年7カ月(2回~162回) 3.0%~18.0% 「貸金業者(みなし貸金業者を含む)」からの借入債務に限る。
アイフル株式会社 おまとめMAX 1万円~500万円 最長10年(120回) 12.0%~15.0% アイフルおよび他社借入金の借り換え。

※平成28年3月8日現在。各社ホームページをもとに作成。
アコム「借換え専用ローン」で複数の借入れをまとめると、毎月の返済額と金利負担を軽減することができます。

例えば、貸金業者のA社とB社、C社から、次の表のような借入れを行っていたとします。これらを「借換え専用ローン」に一本化すると、毎月返済額が36,000円から23,000円に大幅に減らすことができます。

【借換え専用ローンの具体例】

※借り換え前

借入先 A社 B社 C社
借入残高 300,000円 400,000円 500,000円
金利(実質年率) 25.0% 25.0% 18.0%
毎月返済額 9,000円 12,000円 15,000円
毎月返済合計額 36,000円

※借り換え後(借り換え日から最長7年3カ月で計算)

借入先 アコム・借換え専用ローン
借入残高 1,200,000円
金利(実質年率) 18.0%
毎月返済額 23,000円

※ただし、返済期間などの返済計画によって総返済額が増加する可能性がある。

おまとめローンの最大のメリットは、毎月の返済額を大きく軽減できる点です。毎月の返済額を軽減できるのは、「借換え専用ローン」にまとめることでA社とB社の金利(実質年率)25.0%を18.0%に引き下げられた点と、借り換えをした日から最長7年3カ月と返済期間を長くした点によるものです。

ただし、借り換える前と比較して、返済期間が長くなることにより、総返済額が増加する可能性がある点には注意が必要です。

おまとめローンは、新規のキャッシングの申し込みと同様に、審査が必要です。新規申込時と同様に、運転免許証や収入証明書の提出が求められます
貸付利率(金利)は、通常のキャッシングの貸付利率(金利)と比べて、取引実績のよい利用者は優遇される場合があります。取引実績のない新規申し込みのおまとめローンでは、貸付利率(金利)の優遇を受けられないことがあります。

「銀行」が取り扱うおまとめプラン

銀行などの金融機関でも、おまとめローンを取り扱っています。この場合、資金使途自由のカードローンをおまとめローンとして活用する方法が一般的です。

【銀行が取り扱っているおまとめローン(カードローン)】

限度額300万円以下は収入証明書不要。

銀行名 名称 貸付金額 返済期間
(返済回数)
貸付利率
(実質年率)
主な特徴
三菱東京UFJ銀行 カードローン「バンクイック」 最高500万円まで 返済残高に応じて定額返済(最少返済額あり) 1.8%~14.6% 限度額100万円以下は収入証明書不要。
三井住友銀行 カードローン 最高800万円まで 借入残高に応じて一定額を約定返済 4.0%~14.5% 最短30分で審査完了。
楽天銀行 カードローン 最大限度額500万円まで 利用残高に応じて返済金額が決まる残高スライドリボルビング返済 4.5%~14.5% 所定期間内の申し込みでは借入金利が半額になるキャンペーンあり。
東京スター銀行 おまとめローン 30万円以上1,000万円以下 元金同額返済方式 5.8%~14.8% 複数の返済を一つにまとめて毎月1回の返済とするプラン。
のりかえローン 30万円以上1,000万円以下 元金同額返済方式 7.8%~9.8% 低い金利で借り換えて返済を続けるプラン。

※平成28年3月8日現在。各社ホームページをもとに作成。

銀行のおまとめローンの最大のメリットは、貸付利率が低いという点です。銀行からの借入れは総量規制の対象外となるため、総量規制の対象となる貸金業者からの借入れに余裕が生まれます。

一方、ほとんどの銀行では、利用者が安定した収入が見込める正社員や派遣社員、契約社員に限られ、パートやアルバイトの収入のある専業主婦や学生は利用できません。

なお、おまとめローンを利用しても、キャッシングが可能な契約であれば、利用可能額の範囲内で、契約後に新たにキャッシングや借入れを行うことはできます。

分割返済(リボ払い)を一括返済にまとめて負担軽減

おまとめローンの返済方法は、銀行振込やATM、口座振替などの方法から選べます。

おまとめローンでは、複数の借入れをまとめて、毎月に返済額の負担を軽減する以外にも、分割返済(リボ払い)で返済中の借入れを、ボーナスなどのまとまった資金で一部または全額を一括返済するといった利用により、利息の負担を軽減することもできます。

POINT:
・複数社の借入れをおまとめローンを利用してまとめると、毎月の返済額を軽減できる
・貸金業者に比べると、銀行のおまとめローンのほうが金利は低いが、安定した収入が見込めることが必要
・分割返済(リボ払い)を一部返済や全額返済に変更すると、利息の負担を軽減できる

希望条件でキャッシングを選ぶ

借金をまとめるのにおすすめ
の消費者金融・銀行