キャッシングアカデミー

キャッシングの貸付利率(金利)と返済額

キャッシングの貸付利率(金利)はおおむね「18.0%」。これは、利息制限法で定められた上限の範囲内の利率です。貸付利率をもとに日割り計算されるので、返済期間が短いほど利息の負担は小さくなります。また、分割返済(リボ払い)よりも一括返済のほうが利息の負担は小さくなります。貸金業者の返済シミュレーションなどを利用して、できるだけ利息負担が小さいキャッシングと返済を目指しましょう。

キャッシングに適用される貸付利率(金利)

貸金業者のキャッシングや信販会社のクレジットカードのキャッシングを利用すると、元金と貸付利率で計算された利息を合わせて返済しなければなりません。各社の貸付利率は、次の表のようにおおむね「18.0%」となっています。この点、海外でキャッシングできる契約でも、同じ貸付利率が適用されます。

【各社の貸付利率(金利)の比較】

キャッシング 貸付利率(金利) 遅延損害金(年利)
MUFG CARD 年18.0% 21.9%
楽天カード 年18.0% 20.0%
三井住友VISAクラシックカード 年18.0% 20.0%
エポスカード 年18.0% 20.0%
Orico Card iD×QUICPay
(オリコカード アイディ クイックペイ)
年15.0%~18.0% 18.0%
セゾンカード 年12.0~18.0% 17.52%~20.0%
イオンカードセレクト 年7.8~18.0% 20.0%
ライフカード 年15.0%~18.0% 20.0%
UC 年15.0~18.0% 20.0%
OMC 上限18.0% 20.0%
DCカード 年14.95%~17.95% 19.92%
PARCOカード (定額返済) 20.0%
エディオンカード 年18.0% 18.0%
dカード(旧DCMXカード) 年18.0% 20.0%
ENEOSカード(NICOS) 年15.0%~18.0% 21.9%~26.28%
エムアイカード 年17.95% 19.94%
オリックスローンカードPontaコース 年4.8%~17.8% 19.9%
P-oneカード<Standard> 年14.95%~17.95% 19.94%
京坂e-kenet(イーケネット) VISAカード 年14.94%~17.94%
(リボ金利)
20.0%~20.0%
コスモ・ザ・カード・オーパス 年7.8%~18.0% 20.0%
アイフル 年4.5%~18.0% 20.0%
プロミス 年4.5%~17.8% 20.0%
アコム 年3.0%~18.0% 20.0%

※平成28年3月1日現在

旧貸金業法では、契約書や領収書などの一定の書面がそろっていれば、利息制限法を超える金利であっても有効でした。しかし、現在は、貸付利率は利息制限法で上限が決められており、それ以上の金利を設定することはできません。貸付利率の上限は、借入額が10万円未満では年利20%まで、借入額が10万円以上100万円未満では年利18%まで、借入額が100万円以上では年利15%までとなっています。

貸金業者と申込者の間で、貸付利率を自由に決めることはできません全額返済と一括返済で貸付利率が変わることもありません。借入額が多い契約ほど貸付利率は低くなるので、低い貸付利率で利用したい人は、契約可能額を大きな枠で申し込むとよいでしょう。

なお、俗に言う闇金など、貸付利率の上限を超えた違法金利で営業を行う業者は実在するので、くれぐれも気をつけてください。出資法などの法令に違反しているケースが多く、刑事事件の対象になっています。

返済額のシミュレーション

実際の例で、キャッシングの利息がどのように計算されるかを見てみましょう。

貸付利率18.0%で10万円借りた場合の30日後の一括返済額は、「10万円+10万円×18.0%÷365(日)×30日≒10万1,479円」となります(※円未満は切り捨て)。返済額の内訳は、元金が10万円、利息分が1,479円。キャッシングの金額別の返済額を試算すると、次の表のようになります。一括返済、分割返済(リボ払い)いずれの場合でも、利用日数には初日は含まず、翌日からカウントします。

【貸付利率18.0%で、30日後に一括返済するときの返済額(元利合計額)】

借入額 5万円 10万円 30万円 100万円
30日後返済額 50,739円 101,479円 304,438円 1,014,794円
うち利息分 739円 1,479円 4,438円 14,794円

また、36カ月で分割返済(リボ払い)するときの毎月の返済額と総返済額を試算すると、次の表のようになります。

【貸付利率18.0%で。36カ月にわたって分割返済するときの月々の返済額】

借入額 5万円 10万円 30万円 100万円
毎月の返済額 1,807円 3,615円 10,845円 36,152円
総返済額 65,063円 130,130円 390,431円 1,301,468円

※最終回の返済額は、端数調整のため多少変動する。

一括返済と分割返済(リボ払い)を返済額で比較すると、一括返済は利息が少なく、返済負担が軽くなります。分割返済(リボ払い)の総返済額は一括返済に比べて高くなるものの、毎月の返済額を低く抑えることができます

返済期限を過ぎると、通常の貸付利率ではなく、遅延損害金にかかる高い利率で計算され、利息が大きくなるという点には注意が必要です。延滞が解消されれば、通常の貸付利率(金利)に戻ります。

「過払い金」の返還方法について

「過払い金」とは、貸金業者が利息制限法の上限を超えて高い貸付利率で貸していたことによる「利用者が払い過ぎた利息」を言います。2010年までに貸金業者のキャッシングやクレジットカードのキャッシングでお金を借りたことのある人は、過払い金が生じている可能性があり、その場合には返還請求ができます

過払い金を調べるには、契約していた貸金業者に取引明細の開示を依頼します。取引明細にある返済額の貸付利率を、現在の利息制限法の範囲内による貸付利率で計算し直してみると、払い過ぎた利息がどれくらいなのかが分かります。

弁護士や司法書士の事務所などのホームページにある「無料計算」を利用して借入額と借入期間を入力すれば、過払い金を簡単に計算することができます。

過払い金があると分かったら、弁護士や司法書士に相談して、貸金業者に対し返還請求の交渉を依頼します。

過払い金の請求を行って貸金業者がそれを認める場合は、すぐに返還されることがあるものの、返還が終わるまでに数カ月かかってしまうこともあります。また、旧貸金業法の「みなし弁済」規定によって、過払い金の返還そのものを拒否される場合もあります。その場合には、裁判所に不当利得返還請求事件の申し立てを行うことが必要になります。以上のように、過払い金の返還については、貸金業者によって対応が異なる点は理解しましょう。

POINT:
・キャッシングの貸付利率(金利)は、おおむね利息制限法の上限以下の「18.0%」
・一括返済か分割返済(リボ払い)かで、利息の返済負担は大きく異なる
・以前(2010年まで)に借入れがあると、利息返済分の過払い金があり、返還請求が可能

希望条件でキャッシングを選ぶ

金利をなるべく抑えるのにお
すすめの消費者金融・銀行